回数の多さが有利に働くこともある
転職回数の多さが有利に働く！？
転職回数が多いということは短期間での転職を繰り返しているので、転職に不利だと考える人がいます。もちろんそういう考え方が絶対に間違っているとはいえませんが、転職回数の多さが有利に働いてキャリアアップができたというケースもあります。つまり、転職回数が多いことは一概に「転職で不利」になるとはいえません。では転職回数が多いことが有利に働くケースとはどんな時なのか考えてみましょう。
転職でステップアップしている
転職に明確な目的を持ち、目標達成を続けている人の転職回数は有利に働きます。営業職として現場で数字を出して、次の転職先で営業戦略に関わるプロジェクトでリーダーを務めていたような人は、転職でステップアップしていることがわかりますよね。仕事をする上で何を優先して転職をしてきたのかを考えれば、もしかしたら後付けでも転職回数を武器にできるかもしれません。
職歴が募集している人材に当てはまる
人口が減っていて経済が上向きではない現在の日本では、必要最低限の人材で高いパフォーマンスを発揮できる組織になることが企業に求められています。そういう組織で活躍できるのは、たくさんのことを1人でマルチにこなせる万能タイプの人です。例えばIT業界だったら、プログラムも書けてお客さんとのやり取りも進められるような人材が重宝されます。
こういう風にマルチにタスクをこなせるようになるにはさまざまな経験が必要です。英会話などの教材アプリを開発する案件だったら、技術的なプログラムのスキルはもちろんですが、過去に教育に関わる仕事をしていたのなら、その時に培ったスキルを活かせるでしょう。転職を繰り返していてもその分さまざまなスキルを獲得していれば、会社が求める複雑なニーズにマッチして採用に有利になることも十分考えられます！
複数の会社で働いた経験値
転職回数が多いということは、その分だけさまざまな会社のローカルルールに触れてきたといえます。転職経験が全くない人だと、今まで常識だと思っていたことがもともといた会社特有のルールだったりすることがあるので、転職先のルールをなかなか理解できないことがありますが、転職を繰り返している人はそういう事態に慣れているのですぐに馴染むことができます。
こういう事例もあるので、転職回数が多く経験が豊富だからこそできることとはなにか考え、他の人との差別化を図りましょう。
