職務経歴書はこうやって作成する!
一貫性を意識する
職務経歴書を作成する上で大切なのは、どんな姿勢で仕事してきたのか?ということを一貫性を持って伝えられるかどうかです。全くの異業種で働いていたとしても、どこかに共通するポイントがあるはずです。例えば「営業職」「システムエンジニア」「看護師」という職歴を持っていた場合、一見するとバラバラでなんのつながりもないように見えます。しかし、これらの職業はすべて「相手の意思をくみ取り、常にニーズを把握する」仕事なので、自分がしてきたことを深く掘り下げていけば共通項が見つかるはずです。この共通項は転職しても貫いてきた仕事に対する姿勢ですので、自信をもって伝えましょう!
ステップアップしていることを伝える
転職回数が多いことが有利に働くケースは、転職によってステップアップしている場合です。転職先でどんなスキルや知識が身についたのか、どんなことを学んだのかが伝わるように書きましょう。転職回数が多くてもそれぞれの会社でまじめに仕事に向き合い、どんな取り組み方をしていたのかがわかれば、人事が受けるイメージがプラスになります。
実績は具体的に記載
営業職であれば売上実績などの数字、システムエンジニアであればどのような開発プロジェクトに携わったのかなど、なるべく具体的に誰でもわかるように記載することがポイントです。看護師などの数字や具体性を出すことが難しい場合には、仕事を進める上でどのような工夫をしたのかについて、エピソードを交えて書くことが効果的です。
自分を採用するメリット
人事の人が職務経歴書から読み取りたい内容のひとつに、スキルや経験をどう活かして会社のために活躍してくれるのかということです。端的にいえば「あなたを採用すると弊社にどんなメリットがあるの?」という点ですね。当然ですが、企業は仕事の報酬として給料を支払うので、給料に見合う働きが望めない人は採用できません。「私はあなたに貢献できます!」ということをスキルや経験を根拠に伝えることを意識しましょう。
何よりもスキルをみる
採用の判断材料になるのは転職回数でも勤続年数でもなく、スキルや経験によることがほとんどです。なので、転職回数が多くても、ひとつひとつの会社で学んだスキルや経験を伝えることが大切です。短期間での転職が不利になる理由は「うちでも長く働いてもらえないかもしれない」という不安によるものです。なので、今まで培ったスキルをここで活かし、腰を据えて長く働きたいという意欲をアピールすることで、転職回数の多さも気にならない職務経歴書が出来上がります。